当社は、石油化学メーカー日本ゼオン株式会社が化学品部門の拡大に対応するため、国内5番目の化学工場として1996年4月に米沢の地に設立された会社です。翌年の1997年4月から合成香料の生産を開始し、1998年4月にはRIM（反応射出成形）用配合液の生産を開始しました。
香料には、グリーン系、ジャスミン系、ローズ系などがありますが、当社で主に製造しているのは、化粧品や食品に用いられるグリーン系の合成香料で、いまや暮らしに欠かせない“香りの絶対的存在”ともいわれており、世界トップシェアを誇ります。

最新のプラントで生み出される合成香料、RIM配合液などユニークな化学品の可能性を求めて、2004年5月には新化学品多目的プラントが稼動。2006年4月には化学品研究棟も完成し、親会社との緊密な連携のもと、新製品･新技術の開発にも積極的に取り組んでいます。

米沢の豊かな自然環境と共に、私たち自身が誇れる企業体を目指して、ゼオンケミカルズ米沢の新しい挑戦は始まっています。